絵本から大人も読んで楽しめる児童書をさくらラジオパーソナリティのケイと藤木優子が毎月1冊選んでご紹介!音声による作品紹介をぜひお楽しみください!
6月「今月のオススメ絵本」(Navi:ケイ)はミシェル・ベル作 レイチェル・フーラーイラスト 鵜飼奈津子訳『エルファと思い出のはこ』(誠信書房)です。ゾウのエルファは思い出を上手くコントロールする事ができません。おサルのマーヴィンがそんなエルファを優しく導きます。マーヴィンのおかげで心のコントロールの仕方が少しずつ理解できてきたエルファ。大阪 経済大学のホームページに パンデミック中に『STAY HOME 私たちができること』で紹介されている絵本で、また誠信書房の『親と離れて暮らす 子どものための 絵本シリーズ』のうちの一冊。思い出を思い出す事で、また現状を把握する事で、そしてそれを言葉にし、感情や記憶を整理し、前向きに進む事ができるんだという事を教えてくれます。