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「新装版 霧のむこうのふしぎな町」〜5月のオススメ児童書

Episode Summary

5月のオススメ児童書: 「新装版 霧のむこうのふしぎな町」(講談社青い鳥文庫) 作 柏葉幸子  絵 杉田比呂美 

Episode Notes

2020年5月「今月のオススメ児童書」(Navi:藤木優子)ご紹介作品は、今から45年前の1975年に出版され、今なお、多くの読者に愛されている日本初の名作ファンタジー作品、柏葉幸子作、杉田比呂美絵『新装版 霧のむこうのふしぎな町』(講談社青い鳥文庫)です。小学校6年生の女の子、上杉リナは、夏休みをお父さんがすすめてくれた「霧の谷」で過ごすため、静岡から一人で電車を乗り継いでお父さんの言っていた町へ降りました。でも、リナが降りたその駅は、ホームがひとつで、木のベンチがひとつ置いてあるだけの小さな駅。土ぼこりがあつくかかった駅の建物のせいで、町が白っぽく見えました。霧の谷の入り口に通ずる道を通り「霧の谷」へ到着したリナ。みなさんも、この非日常的な「霧の谷の町」で、リナと一緒に、心暖まる、ワクワクとした冒険をしてみませんか?